Collins FRT-51
- 2021/11/08
- 22:34
先日引き取ってきたFRT-51
65x65x6mmのアングル材で作った台車の上に載せてJRコンテナに仮置きしていますが
特に電源部は非常に重いのと、台車のタイヤが小さ過ぎたのでキャスターが破損。
なので、amp部のみ確認ができる状態です(汗)

サイズ的には780x780x1700mm
重量は300kgは超えていると思いますw
FRT-51と呼ばれていますが
銘板には、AMPLFIER RADIO FREQUENCY AM-1154A/Gと記されています。

このFRT-51についての記述は探してはみたものの、殆どありません。
Collinsの大型アンプで有名なのは208-U10であり、U10の記述はネットでも簡単に出てきます。
208-U10が1960年初頭に製造されたらしいので、このFRT-51はそれ以前の設計/製造なのは
明らかです。
エキサイタ部には4CX250Bが3本並んでいます。
画像ではシールドカバーがかかっていますが、4CX250Bの文字が確認出来ます。

このエキサイタだけでもアマチュア無線には十分だったりしますw
ampとしての概要は、真空管サーボアンプのオートチューンで2MHZ-30MHZをカバーする
大型の軍用アンプリファイヤである。
4-1000A 3パラのストレートアンプで、入力200mWでフルパワーの連続5kWが出ます。
AMにも対応しており、電源部には変調部が付いているとの事です(未確認)
CWはC級動作。
メンテナンスには全面パネルが2分割でロックハンドルを回すことにより引き出す事が出来ます。

下部の扉を開いた状態です。
最下部に巨大なエアークリーナーが見えます。
その奥に三相モーターの巨大なシロッコファンが鎮座しています。
エアークリーナーを通過したクリーンな冷却風は茶色のグラスファイバー製のダクトを
通じてRF部へ送られます。
上部のRF部にあるハンドル2つを回して引き出すと

バイアス電源等のユニットが一緒に引き出されてきます。
MT管も見えますがST管が使われているところからも古さが散見されますネ。
この奥には、ブリーダ抵抗や端子台があります。

RF部の側面には、先程のエキサイタ部と

サーボアンプ部らしきものがあります。
さて
御本尊を覗いてみましょう。

4-1000Aが2本見えますが、中央の4-1000Aの後ろに、もう1本が隠れています。
那須次郎先生が”アナゴ”と称された4-1000Aのプレートキャップや
タンクコイルを冷却するためのノズルが見えますネw
4-1000AのチムニーはEimacのガラス製ではなく、必要最小限らしき高さの樹脂製です。
なので、プレートキャップを冷却する必要があるのでしょうか。
また、カップリング用の巨大なバキュームコンデンサーも見えます。
左上には、オートチューン時用のダミー抵抗でしょうか。

撮影出来ていませんが、ラックの天板にはオートチューニング機構が設置されています。

画像は保守パーツとして頂いてきたものです。
なにせ、デカくて重い!
一筋縄では行かないでしょうが、私がSKになるまでには動作させてみたいと思っています。
コンテナの整理がついたら、電源部も紹介したいと思います。
65x65x6mmのアングル材で作った台車の上に載せてJRコンテナに仮置きしていますが
特に電源部は非常に重いのと、台車のタイヤが小さ過ぎたのでキャスターが破損。
なので、amp部のみ確認ができる状態です(汗)

サイズ的には780x780x1700mm
重量は300kgは超えていると思いますw
FRT-51と呼ばれていますが
銘板には、AMPLFIER RADIO FREQUENCY AM-1154A/Gと記されています。

このFRT-51についての記述は探してはみたものの、殆どありません。
Collinsの大型アンプで有名なのは208-U10であり、U10の記述はネットでも簡単に出てきます。
208-U10が1960年初頭に製造されたらしいので、このFRT-51はそれ以前の設計/製造なのは
明らかです。
エキサイタ部には4CX250Bが3本並んでいます。
画像ではシールドカバーがかかっていますが、4CX250Bの文字が確認出来ます。

このエキサイタだけでもアマチュア無線には十分だったりしますw
ampとしての概要は、真空管サーボアンプのオートチューンで2MHZ-30MHZをカバーする
大型の軍用アンプリファイヤである。
4-1000A 3パラのストレートアンプで、入力200mWでフルパワーの連続5kWが出ます。
AMにも対応しており、電源部には変調部が付いているとの事です(未確認)
CWはC級動作。
メンテナンスには全面パネルが2分割でロックハンドルを回すことにより引き出す事が出来ます。

下部の扉を開いた状態です。
最下部に巨大なエアークリーナーが見えます。
その奥に三相モーターの巨大なシロッコファンが鎮座しています。
エアークリーナーを通過したクリーンな冷却風は茶色のグラスファイバー製のダクトを
通じてRF部へ送られます。
上部のRF部にあるハンドル2つを回して引き出すと

バイアス電源等のユニットが一緒に引き出されてきます。
MT管も見えますがST管が使われているところからも古さが散見されますネ。
この奥には、ブリーダ抵抗や端子台があります。

RF部の側面には、先程のエキサイタ部と

サーボアンプ部らしきものがあります。
さて
御本尊を覗いてみましょう。

4-1000Aが2本見えますが、中央の4-1000Aの後ろに、もう1本が隠れています。
那須次郎先生が”アナゴ”と称された4-1000Aのプレートキャップや
タンクコイルを冷却するためのノズルが見えますネw
4-1000AのチムニーはEimacのガラス製ではなく、必要最小限らしき高さの樹脂製です。
なので、プレートキャップを冷却する必要があるのでしょうか。
また、カップリング用の巨大なバキュームコンデンサーも見えます。
左上には、オートチューン時用のダミー抵抗でしょうか。

撮影出来ていませんが、ラックの天板にはオートチューニング機構が設置されています。

画像は保守パーツとして頂いてきたものです。
なにせ、デカくて重い!
一筋縄では行かないでしょうが、私がSKになるまでには動作させてみたいと思っています。
コンテナの整理がついたら、電源部も紹介したいと思います。
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