ぶれーくいん
- 2014/09/27
- 21:23
ブレークイン=慣らし運転の意味です。
新品のエンジンですから、エンジン内部がまだ馴染んでいないので
いきなりフルスロットルでエンジンを回すと、焼き付き等を起こし易いし
焼き付かなくっても、始動性が悪くなったり、アイドリングが安定しなくなったり
高回転まで回らなくなったりするので
まずはエンジンを始動させてアイドリングで20分程度回してエンジン内部の各パーツを
馴染ませます。

その際に突然回転が上がって、バギーが飛び出したら危ないので
必ず台の上に車体を乗せて4輪を浮かせて行います。
そしてアイドリング調整を行います。
アイドリングの回転数を制御するアイドルアジャストスクリューで適度な回転に調整し
アイドルエアアジャストスクリューで低回転時のエアー量を調整します。
これはゆっくりとアイドルアジャストスクリューを回して、一番回転の上がる位置から45度程度閉めた
位置にします。
これで低回転時のキャブレター調整が出来ましたので
台から車体を下ろして送信機のスロットルのトリマーを徐々に+にしていき
ゆっくりとクルマが動き出す回転まで上げて
はやる気持ちを抑えて
スロットルトリガーから指を離して
徐行運転を1タンク行います。
そこでステアリングのニュートラル調整やブレーキテストを行います。
ガソリンが無くなりそうになったら、一旦エンジンを切って給油して再始動。
今度は送信機でスロットルの開閉を40%程度にセーブ、動作スピードもマイナスに設定して走らせます。
40%のスロットルの開閉量ですが、さすがにガソリンエンジンのパワーはすばらしく
スロットルの反応速度を緩めてあるにも関わらず、簡単にホイルスピンを起こします。
この状態で1タンク走らせて本日のブレークインは終了。
陽も暮れて来たので帰ろう^^
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