TS-520を1台解体したので
そのケースとトランスを使い
6本も有る4CX350Fの1本を使って
4CX350Fシングルの50MHZ(100W)リニアアンプを作るコトにした。
製作に際しては
① ケースはTS-520のものを使用しデスクトップタイプにする。
② 高圧トランスもTS-520のものを流用する。
③ 4CX350Fシングルで軽く使ってスプリアス低減を図る。
④ 極力、手持ちのパーツを使う。
⑤ 焦らず、じっくりと取り組む。
以上の6点に留意して製作していこうと思う。
まずはカナメの高圧電源から考えてみようと思う。
TS-520のトランスのタップは以下の画像です。

電流容量は解かりませんが
100W機ですが球が新しければ120W出力くら出ていましたので
入力250Wくらいだとしたら
250W÷900V=約280mAくらいはあるかと思っています。
TS-520のトランスの800Vをブリッジ整流して
800Vx1.4=1120V(計算値)
電圧降下も考慮すれば1000Vくらいは取れると考えて
4CX350Fのデータシートを見ると

赤で囲った部分が1KV(1000V)の最大動作点です。
入力260Wで出力95Wですから効率は約37%。
電圧が低いと効率が悪いなぁ(汗)
TS-520のトランスが280mA程度の容量があると考えれば
この程度は可能なのかな。
それでは手持ちのパーツで配置決めを行おう。
高圧用の平滑コンデンサーにはスペースの関係から
米軍放出品から取り外したオイルコンデンサーを使用する事にした。

4μFもあれば十分かな。
コイツもそれなりの高さがあるので
シャーシーを切り抜いて底面まで落とし込みました。

正面から見て左隅に配置しました。

イイ感じに納まりました^^
全体の配置は

こんな感じに考えています。
4CX350Fの取付部分はシャーシーより20mm近く上がっているので
後方にシロッコファンが取付けられ易いと思います。
また、シロッコファンの横にヒータートランスが配置出来たら
中央付近で電源部とRF部が直線で区切れるんだけど
26.5V 1Aのヒータートランスとシロッコファンは手持ちに無いので
購入しないと、、、、、、、、、、、(汗)
今月はアンテナに出費したので、来月以降かな(涙)
今夜は、、、、、、、、、、、、、、、、ここまで
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