Today アクシデント発生
- 2017/07/23
- 21:58
先日の帰宅途中
自宅まで半分くらい走ったトコロで
エンジンから異音がしたかな?って思った途端に
エンジンストール!
道路脇にバイクを止めて
スターターボタンを押してみたら
ストレス無しにクランキングしています。
そんなハズ無いべ!
ボアアップして圧縮が上がってるから非力なスターターモーターではクランキングしない。
だからリード90cc用のスターターモーターを買ってある。
スロットルオフでミスファイヤーを繰り返していたから
プラグが溶けて、ピストンヘッドに孔が空いたのかなぁ?
何かの拍子でタイミングチェーンがずれて、バルブとピストンが干渉して
バルブが開放されているんだろうか?
エンジンを下ろして
ノーマルエンジンに乗せ替えてから
ボアアップエンジンを自室に持って上がった。
恐る恐る冷却カバーをバラして
ヘッドカバーを開けたら、、、、、、、、、、、
なんとカムチェーンがスプロケットから外れてる!
しかも
カムスプロケットの取り付けボルトの1本がせん断されてる。

コワイのでシリンダーも取り外してみたけれど
それ以上のものはありませんでした。
しかし
何故、ボルトがせん断したのだろう?
締め付けが足らなくて緩んでカムチェーンホールの壁にボルトのアタマが当たったのだろうか。
それで、もう片方も緩んで、カムスプロケットが踊ってカムチェーンが外れたのだろう。
カムチャーンはコンロッド側もギヤから外れていました。
こんな経験は初めてです。
適合するボルトが無かったので
SUS製のキャップスクリューにスプリングワッシャーを取り付けて
カムシャフトも雌ネジ内をシンナーで脱脂して
ロックタイト(緩み止め材)をたっぷり注入してキャップスクリューを締め付けておきました。

本当はキャブレターのジェット調整を済ませてから組もうと思っていたのですが
せっかく部屋に持ち込んだので駆動系を組み直そうとバラしました。
プーリーやクラッチもナットの取外しには
以前に買っておいたデイトナの プーリーホルダー を使います。


取り外した純正のプーリー


KN企画のハイスピードプーリー


純正と比べてウェイトローラーが外まで大きく移動出来る様に溝が変更されているのが解ります。
クラッチは

磨耗していて
このまま使用する訳にはいかない様です。

クラッチアウターは偏磨耗も無く、掃除をすればそのまま使用可能だと思いますが
ボアアップしてトルクが増しているので
最高速を伸ばすのと云うより、登坂能力アップのために
ノーマルより重いクラッチアウターを組むつもりです。
そして、セルモーターを取り外しました。


少し大きいのがリード90cc用の純正品です。
ボルトピッチも同じなのでポン付け可能です。
ただ
+ 端子ですが、ジャイロキャノピーみたいに平端子に差込タイプではなく
4mmのビス止めなので、ゴムカバーをずらしてドライバーでビスを取り外します。
大きな電流が流れるので接点不良を起こさないための改良だと思います。

内部も掃除して

本日の作業は完了です。
屋外作業と違って
エアコンの効いた部屋での作業は楽ですなぁ^^
ジャイロキャノピーのエンジンもバラしてお部屋で組直そうかな。
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